矯正歯科 よくあるご質問|診療内容|医療法人貴豊会 松下歯科医院|岐阜県多治見市|歯科口腔外科・インプラント ・予防歯科・矯正歯科
矯正歯科 よくあるご質問
矯正歯科治療 Q&A 質問一覧
矯正治療を始める前に
矯正装置の種類について
矯正治療中の心配
矯正治療後の心配
矯正治療を始める前に
- 歯並びはなぜ治したほうがいいと言われるのですか?
- 矯正治療とは、一般的には悪い歯ならびをきれいに治す治療のことを言います。
しかし、歯科矯正の持つ本来の目的はそれだけではありません。
矯正歯科治療を行うことで得られるメリットは、下記のようなことがあげられます。
・人目を気にして自分の感情を出せなくなる事がなくなり、精神的に解放される
・きちんとした発音で声を発する事が出来る
・顎と咬み合わせのバランスを調整する事で、姿勢や体の機能を改善する
・歯の清掃性を抑止、歯の寿命を延ばす予防的な効果がある
・小児矯正は、顎、顔の適切な成長発育促す効果もある
・食べ物をしっかりと噛み砕く事で消化を良くし、胃腸の働きを助ける
- 学校検診で不正咬合と指摘されたのですが、どうすればいいですか?
- 当院では、日本矯正歯科学会認定を取得している矯正歯科専門医がおります。一度ご相談下さい。
- 矯正治療はいつころから始めたらいいでしょうか?
- 矯正歯科治療を開始するのに最適な年齢はあります。歯を移動して矯正歯科治療すること自体は何歳からでもできますが、最適な時期ということであれば、歯ならびのタイプによって個々に異なります。歯がデコボコ(八重歯)の場合は大人になってからでも十分矯正歯科治療ができますが、上下の顎の関係が悪い(出っ歯や受け口など)ような不正咬合では、顎の骨が成長している時期から矯正歯科治療しなければならないことが多いです。治療時期の判断は矯正歯科専門医でないと分からないことが多いため、早めに相談だけでもしておくことが大切です。小学校入学時にチェックしておけば安心です。
- 矯正治療は何才までできるのですか?
- お口の中の状態によりますが、何才まででも矯正治療を行うことが出来ます。
- どのくらい治療期間はかかりますか?
- 歯ならびのタイプや年齢、どの様に治療するかによって異なりますので一概には言えませんが、一番頻繁(1ヶ月に1度ほど)に通院する期間は、1年半から3年位でしょう。その後は、3ヶ月から6ヶ月、あるいは1年に、一度ほどのチェックが数回必要です。
- 小児矯正と成人矯正の違いはなんですか?
- 子どもの治療では顎の骨の成長を利用することが出来るため、より理想的な歯ならびとかみ合わせを得られます。
- 結婚式までに歯並びを直したいのですが、早く治療する方法はありませんか?
- 早く治療する方法は、残念ながらありません。歯の動く速度は一定しているので、歯ならびのタイプによって期間が短くてすむ人とそうでない人がいます。
- 40代では矯正をする必要はありませんか?(何歳くらいまで治療に来ている人がいますか?)
- お口の中の状態によりますが、何才からでも矯正治療を行うことが出来ます。
- 治療前に親知らずは抜かないとだめですか?
- 抜く必要がある人とそうでない人がいます。
- 矯正治療は我慢できないくらい痛いのですか?
- 痛い事はあります。歯に数十グラムから150グラム程度の力(矯正力)を加えて移動します。その時、歯の周りの組織を圧迫しますので痛みとして感じます。
しかし、通常は我慢できる程度のものであり、2~3日くらいで慣れてしまいます。
特に子どもの場合はほとんど痛みを感じない場合もあります。
いずれにしろ、生活に差し支えるような事はありません。
- 装置をつけたら、虫歯になりやすくなってしまいませんか?
- 汚れがたまりやすくなりますが、きちんと歯磨きを行うことによって、むし歯を予防することが出来ます。
- 先に虫歯を治してから矯正したほうがいいですか?
- むし歯の治療時期も、矯正治療計画の中で順位を決めて治療していきますので、相談してください。
- 歯を抜かないと、矯正治療はできませんか?
- 歯を抜かなければならない場合と、抜いてはいけない場合があります。これは、患者さんの歯ならびは一人ひとり全く異なりますので、その人に合った方法が必要です。
歯を抜かずに矯正歯科治療をする場合もたくさんありますので相談してください。
- 顎関節症があるのですが、治りますか?
- 元々顎の関節に異常があって、関節自体に問題があれば矯正歯科治療で治すことはできません。歯ならびが悪く、そのために顎に負担がかかって顎関節症になっていれば、矯正歯科治療をすることで治るでしょう。
矯正装置の種類について
- 装置があまり目立たないようにしたいのですが、そういう装置はあります?
- 歯の裏側に矯正装置をつけて治療する方法があります。
通常の表側の装置と比較して、複雑な金具が裏側にありますので、舌に当たって、発音しにくいとか、痛いと訴えることが多く、慣れるのに多少時間がかかりますが、必ず慣れてしまいます。
現在では、表側の矯正装置でも、セラミックやプラスチックなど歯の色とほとんどが同じか透明の目立ちにくいものもあります。
矯正治療中の心配
- 矯正治療中、しゃべりにくかったり食事ができなかったりしませんか?
- 喋りにくかったり、食事しにくかったりしますが、すぐに慣れてきます。
- 矯正治療中には、かなり痛みがあると聞いたのですが耐えられますか?
- ほとんどの人がそこまでの痛みを感じていないようです。
- こどもが小さいため小児矯正のための装置をうまく使えるか心配です。
- 子どもはすぐに上手に使えるようになりますが、親の協力がなければそれも不可能なことです。
矯正治療後の心配
- 保定装置って何ですか?
- 歯を動かしたあとに使用する装置で、歯を正しい位置に安定させるために使用します。