オーラルフレイルと認知症
こんにちは衛生士の土谷です
皆さんは、オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?
オーラルフレイルとはお口のささいな衰えや食の偏りを含んだ「お口の虚弱」という意味です。
オーラルフレイルにいち早く気付くことによってお口の機能低下や心身の機能低下を防ぎ、要介護状態にならずにいつまでも健康で何でも美味しく食べて楽しく暮らすことができます。
この「お口の虚弱」を加齢だから仕方がないわと放置していませんか?
もし飲み込みが悪い、口が乾く、硬い物が食べにくいなどに心当たりがあれば、今からでも大丈夫です。
気づいて早めに対応していれば健康を維持し改善することができます。
それからもう一つ、オーラルフレイルは認知症ととても関係があることが分かっています。
オーラルフレイルによりお口の機能が低下して、嚙むことによる脳への刺激が少なくなったり、歯の欠損などを気にして引きこもったりすることが、認知症の要因になるとも言われています。
人生100年時代と言われている昨今、正しい歯磨き習慣をみにつけて口腔体操で口の機能の周りの筋肉を動かして唾液を出し、バランスの良い食事を心掛けてオーラルフレイルを予防し、認知症にならないように努めましょう。
Category:日記 By:matsushita Date:2025.02.28 20:01
入れ歯の方も定期的に検診を受けていただくと良いです
こんにちは、歯科衛生士のおおやです
みなさん、しっかり嚙めていますか?
入れ歯だからと歯医者に全然行ってなかったり、
抜けた歯のところをそのままにしていませんか?
入れ歯の方も定期的に歯科医院で検診を受けていただくと良いです
合わない入れ歯を使い続けると、
・入れ歯と歯茎の間に隙間ができ、汚れがたまりやすくなり、
汚れがたまることにより感染症にかかりやすくなります。
・入れ歯が食事の際しっかり噛めず動いてしまうせいで、
噛みにくいことで、消化不良や栄養不足を引き起こします。
・入れ歯になると徐々に歯茎の弾力がなくなり、歯茎や骨が薄くなり、
歯茎や骨がやせてきてるのにそのままの入れ歯では高さが合わず
嚙み合わせが悪くなることで、顎関節症を引き起こしたり、
高さが合わないせいで顔にしわが入りやすくなったりして顔の印象が変わってきます。
・入れ歯がずれたり外れたりしてまうせいで、話しにくかったり、発音障害が出てきます。
・抜けた歯のところをそのままにしておくと、
歯は対になる反対側の歯がない場合、
どんどん生えてこようとする性質があるため、
反対側の歯がどんどん生えてきて、
歯の根の部分が露出してきたり、
口腔内全体の嚙み合わせがおかしくなります。
毎日使っていると、
不便もないし使い慣れてるからいいやと思いがちですが、
入れ歯は定期的に調整や作り直すことが必要です
入れ歯のかたも検診を受け付けていますので、
何か気になることがあればお電話でご予約をお願いします
Category:日記 By:matsushita Date:2025.02.19 12:42
歯磨きしながらエクササイズしませんか!!
こんにちは歯科助手のスズキです。
毎日せっかく歯磨きをしているので歯磨きしながらエクササイズしてみませんか
三日坊主の私でも歯磨きはするので、その時だけ同時にヒップアップエクササイズをしています
まずは姿勢を正して、つま先を30度ほど開き、かかとを閉じたままつま先立ちになり、ゆっくりと戻します。
お尻周りの筋肉が鍛えられヒップアップにつながります。10回~20回を目安に
私は自己流でふくらはぎの限界までつま先立ちをして、キュッとお尻を絞めてやります。
毎日忘れないで歯磨きとエクササイズセットで歯も体もキレイにしましょう
Category:日記 By:matsushita Date:2025.02.04 13:40
以前より虫歯になりやすいと感じることはありませんか?
こんにちは、歯科助手の西尾です
歳を重ねてきて、以前より虫歯になりやすいとか口が乾きやすいと感じることはありませんか?
加齢により体と同じようにお口も老化します
そのため日常生活の健康を維持するためには、お口の中をきれいに保つことも大切です
そこで今回は加齢によってみられる症状と口腔ケアについてお話します
『加齢によってみられる症状』
①唾液が減る
②虫歯や歯周病が増える
③詰め物やかぶせ物の境目から虫歯になりやすい
④味覚が変化する
このような複数の要因が重なって状態が悪化することがあります
そこで大切なのが《口腔ケア》です✨
口腔ケアには大きく分けて2種類あります。
口内を清潔に保つための器質的口腔ケアと口腔機能低下を防ぐ機能的口腔ケアです👄
器質的口腔ケアは誤嚥性肺炎予防などにつながり、機能的口腔ケアは飲み込む力の低下を防ぐ効果が期待できます
【器質的口腔ケア】
食後のうがいや歯磨きが基本となりますが、
高齢者の場合は口内、 舌、入れ歯の清掃も重要です。
【機能的口腔ケア】
口腔内や口周辺のマッサージや飲み込む力を鍛える嚥下体操などがあります。
口腔ケアでお口の中をきれいに保ち、様々なトラブルを予防し、
全身の健康維持向上を目指しましょう
Category:日記 By:matsushita Date:2025.02.01 13:49