医療法人貴豊会 松下歯科医院|岐阜県多治見市|歯科口腔外科・インプラント ・予防歯科・矯正歯科

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インプラント よくある質問|診療内容|医療法人貴豊会 松下歯科医院|岐阜県多治見市|歯科口腔外科・インプラント ・予防歯科・矯正歯科

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インプラント よくある質問

インプラント治療を始める前に

インプラント治療の成功率はどのくらいありますか?
インプラントは、インプラント体(顎の骨に埋入された人工歯根部)とインプラント上部構造体(いわゆる人工歯もしくはインプラント義歯)に対する評価や生存率から、成功の基準が算定されます。
研究者らによる論文を見ると、オッセオインテグレション(骨接触する接合様式)獲得率は日本で94.7%、海外のデータでは98.3%です。
インプラントの手術は、高度な専門知識や手術技術が必要とされます。当院の医師は、大学病院で歯科口腔外科の治療を担当してきたお口の手術の専門医です。その医師によるインプラント手術の、当院での予後はとても良好だと評価いただいております。
治療費はどれくらいかかりますか?
インプラントの材料はいくつものパーツから構成されており、また器材も特殊で、いままでの歯科治療の中でも高額なものです。
最初の診断、検査、評価、治療計画とインフォームドコンセントの上で一回目のインプラント埋入手術、二回目のアバットメント(土台)連結手術、 そして上部構造(人工歯)の製作のために精密な「かた取り」、装着という流れになります。
料金はお口の状態や埋入本数によりますので一概には申し上げられませんが、1本あたり約40万円程度とお考えいただければよいかと思います。
» 当院の詳しいインプラント治療の費用についてはこちら
料金は一括払いではなく、その段階毎で費用をお支払いいただきます。
年齢制限はありますか?
インプラント治療は全身状態と精神状態などが影響しますが、一般的には顎骨の成長を終えた20歳から高齢でも条件を正しく診断すれば、年齢制限はないと言えます。
高齢者で良く咬めるように治療する事は、健康な食生活を取り戻し、全身の健康を維持し増進するために有用な治療手段となります。
手術の際、入院が必要ですか?
症例によってその手術の程度、時間も違いますが、手術そのものは歯を抜く行為と同じくらいです。
手術は局所麻酔で行い、術中血圧、脈拍、酸素飽和度などモニター管理下で行います。
当院では、入院の必要は特にありません。
もちろん安静は必要ですが、翌日寝ているような状態ではなく、無理な仕事や運動を避けていただければ、通常の生活が出来ます。
歯が1本もない場合でも、可能ですか?
可能です。
すべての歯をインプラントにすることも可能ですが、一般的にはインプラントを総義歯を安定させるために使うことが多いです。
インプラントを使った入れ歯があると聞いたのですが、どのようなものですか?
インプラントを数本埋め込むことで、入れ歯をしっかりと固定する方法があります。
入れ歯や差し歯と何が違うのですか?
入れ歯(義歯)は粘膜や残存した歯に維持、支持をももとめる補綴処置で、一般的な差し歯とは歯根の治療をし、土台を付け、「被せもの」をするものです。
インプラントは歯を失った顎の骨に埋入した人工歯根部に人工歯を固定する、まったく概念が違う「第3の歯」と言える補綴方法と手技です。
インプラント治療が適しているのはどんな人ですか?
一言で言えば何らかの原因で歯を1本から複数、または全部失った場合、従来の補綴治療である義歯、ブリッジなどの方法では支障を感じる患者様です。 機能的、審美的な要求をより天然な歯と近いもので快適な生活を送りたいと望まれる場合によくご相談の上、提案します。
インプラント治療が受けられない人は、どんな人ですか?
絶対的な禁忌症(人工透析、骨代謝性疾患、血液疾患など)、また精神疾患、重度な心身症を患ってみえる方、局所には骨の吸収が重篤、歯ぎしりが強い、著しい開口障害などがある場合は適応できません。
インプラントには、どんなメリットがありますか?
自然に近い第三の歯であり、近年そのエビデンスは確立されています。入れ歯では取り外しが可能な反面、はずれやすく異物感がどうしても残ります。 またブリッジの場合、両側の健全は歯を削り、負担がかかります。
インプラントは顎の骨に人工歯根を植えつけるもので身体の一部となる人工臓器と基本的に同じです。
従って、骨となじみ、違和感がなく、自分の歯のように咬め、審美的にも良好で、さらには欠損した顎が痩せるのを防ぎます。
インプラントに欠点はないのですか?
高額になる治療費(保健適応外、器材、器機、材料が効果---医療費控除の対象になります)、手術に伴うリスク(少ない可能性ながら場合により過大な出血、口唇の麻痺など)、長期の治療期間(骨と結合期間約3~6ヶ月)、治療後のメンテナンスが必要(プラーク歯垢によるインプラント周囲炎)などが挙げられます。
歯周病でも大丈夫ですか?
歯槽膿漏にかかっている方はお口の中の衛生状態が悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。
歯周病の治療を先行させて、そのコントロールが重要です。
糖尿病でも大丈夫ですか?
医師の加療下に十分コントロールされていれば適応ですが、症状によっては(他の疾患を合併など)インプラント手術ができない場合も考えられます。
主治医に対診し、判断することになります。
金属アレルギーなのですが、大丈夫ですか?
使用されている材料の純チタンは、非常に生体親和性が高いため(整形外科領域で骨の固定に使われています)、それ自体でのアレルギー反応はありません。 元来オッセオインテグレーテッド・インプラントが開発されてたのはチタンの拒絶反応がなく、骨としっかり結合することが解ったからです。
インプラントを骨に埋め込むことで、身体に影響はありますか?
チタンのインプラントは生体(人体)になじみやすく腐食しないものなので、拒絶反応を起こさないことが証明されています。
体に悪い影響はありません。
1日でインプラントを入れてもらうことはできるのですか?
術前の診断や検査、カウンセリングに数回の通院が大切です。 手術は2回法を主に施行しています。 インプラント埋入の1回目の手術後、下顎で3ヶ月、上顎で約6ヶ月の安定期間をおきます。そして粘膜を切開し、アンバットメント(土台)連結させ、型取り、セットです。
インプラントはどの歯医者さんでも受けることができますか?
一般の治療と違い歯科治療の中でも最も高度で専門性が必要な治療です。 当院は日本口腔外科学会専門医が行っています。
もしインプラントが成功しなかったらどうなりますか?
再治療を行います。 インプラントが成功しなかった場合は、骨補填やインプラントの大きさや長さを変えて再び手術します。
顎の骨の量が少ないと言われました。インプラントはできますか?
その程度にも由りますが骨の少ない方には、骨を増やす方法(GBR法:guided bone regeneration;骨誘導再生法)、人工骨や、骨の幅を広げる方法(スプリットクレスト)など様々な方法で対応しています。 自家骨採取に由る骨移植法もありますが、できるだけ避けるようにし、手術侵襲が少ないように配慮しています。
交通事故やスポーツで前歯をなくしてしまった(骨に強い衝撃があった)場合でも、インプラントはできますか?
残っている骨の量によって難易度が変わりますが、前歯部では審美性が重要になりますから、骨の再生法や軟組織誘導法などで修復ができます。
家族や友人に反対されました。どうすればいいですか?
いろいろな要因があるかもしれませんが、外科的な不安などから反対されているのかもしれません。
ただ、今はインプラントは世界的にもコンセンサスの得られた素晴らしい治療法ですので、じっくり内容を検討されることをお勧めします。
当院は日本口腔外科学会認定の専門医がご相談に応じます。